ふきのとうが芽吹く候
首都圏で桜が満開となる時期を迎えた。ニセコエリアでも、平地の雪は溶けた。でも、ぼくの住む丘は、まだ雪に閉ざされている。
春らしさを味わうために、ぼくは自転車を下界に下ろすことにした。
ゴムバンドで押さえただけで、何とか運ぶことができた。
GWまでスノーボードは積んだままだ。それに追加して、自転車とスケートボードを積んだ。
自転車を下界に降ろした数日後、軽トラックで残雪の走破にチャレンジした。
フロントに9ミリ径のラダーチェーンを、 リアには競技用のスパイクタイヤを装着した。
ぼくのキャリィは農繁仕様の安いモデルではあるが、 4WDにはLoレンジとデフロックが付いている。車重も軽さも相まって、走破性は高い。
非力で快適装備がないのだけれども、運転していて楽しい。それに、 レガシィには積めない貨物が載せられるので、道具としても有用だ。
田舎暮らしの実用的な玩具として、もう手放すことはできない。