蘭越町に対する審査請求
上の表は、3回目公募に申し込んだ6社を、当時検討委員会の副委員長だった山内副町長(当時は総務課長)がまとめた表だ。
公文書一部開示決定通知書には「当該法人等の競争上の地位が不当に損なわれると認められる箇所及び選定に係る検討に支障があると認められる箇所」を黒塗りにした、と示された。
公文書開示の目的は、公有財産の売却が公正に実施されたのかどうかを確認するためである。競合した他の会社の提案が一切明かされないと、公正な評価がなされたのかどうかを推し量ることはできない。そこで同じ文書を次のように再請求した。
- 甲の公文書開示請求
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請求に係る公文書の名称又は内容 - チセヌプリスキー場譲渡に係る申込概要一覧 ただし、「運営提案等」の項目が黒塗りされていないもの。なお、提案事業者名は黒塗りで構わない。
- 2回目の公募において、リフトの修復再開を提案したJRT以外の会社の提案書。ただし、当該法人等の競争上、若しくは、事業運営上の地位、または、社会的な地位が不当に損なわれる可能性を排除するために、当該法人等の名称に限っては非開示とされても、公開請求者はこれを容認する。
結果、同じように黒く塗りつぶされた。開示しない理由とては、「蘭越情報公開条例第9条第1号に該当」とだけ示された。
蘭越町長宛ての審査請求
そこで町長あてに審査請求を行った。
審査請求書は、根拠のある事実を時系列に並べています。
甲22号証(2020年5月27日、蘭越町に取材(説明画像入り音声記録))は、分かりやすい画像を織り交ぜています。また、臨場感のある内容なので、誰もが興味を持ってご覧になれると思います。ただし、1時間を超える内容なので、ご注意ください。