≪参考≫ワイスCATスキー
リフト
チセヌプリと同じく、ワイスホルンは、ニセコ連峰の山のひとつである。チセヌプリスキー場の敷地が北海道が所有する土地であるのに対し、ワイススキー場の敷地は、国の土地である。そして、国がスキー場に賃貸しているのは、リフト下(下図中、緑色の部分)のみだ。

公有財産に索道(リフト)を建てて運営されるスキー場のほとんどは、このようにリフト下のみが賃貸されている。多くのスキー場で、リフト券を買わずにスロープを歩いて登り、スロープを滑って降りても、スキー場が文句をいわないのは、リフト下以外に賃借権がないからだ。
<参考>リフトが動いていたころのワイスのCAT運送
第3リフトが老朽化によって停止した後、2006年までリフト代わりのCAT(雪上車)が運行していた。CATは、リフトの代替なので、リフト券があればCATにも乗ることができた。2002年当時のリーフレットで運営形態と料金が確認できる。

2006年、リフト施設は、東急に譲渡された。その後、東急は花園エリアを外資に売却した。さらに数年後、HANAZONOリゾートが、全山貸し切り型のCATサービスを始めるに至った。