論点ページ一覧
チセヌプリのロケーションと蘭越町にとっての重要性
チセヌプリのロケーション チセヌプリは、蘭越町の北東、ニセコ連峰のほぼ中央に位置する。ニセコ町・倶知安町との境界に近いチセヌプリは、蘭越町がスノーリゾートとして振興する鍵となる重要な山である。 蘭越町におけるチセヌプリの […]
チセヌプリの賃借権は蘭越町にとって有用な資産だった
ニセコワイスCATスキーと島牧CATスキーのページに示すとおり、所有ができない山林に展開する多くのスキー場の多くは、索道下だけを賃貸している。一方、チセヌプリスキー場は、索道下だけでなく、区画全体が賃貸の対象となっている […]
リフト再開をほのめかす二枚舌
金町長も山内副町長も、公募において、リフトの再開は条件としていないことを主張する。しかしながら、広報誌や新聞報道を通しては、まるでリフトが再開されるかのような広報をしている。 北海道新聞 赤字で示したとおり、取材の窓口に […]
公有財産としてのチセヌプリの賃借権
公有財産の取り扱いセオリー 公有財産には、価値のあるものと、ないものがある。それぞれについて、簡単にまとめてみた。 価値のないものの場合 価値のないものは、売却処分される。たとえば、財務局は、未利用地を積極的に売ろうとし […]
幻の運営プラン
蘭越町が譲渡先として選定したJRTは、提案書に記されていない全山貸切型のCATスキーツアーだけを実施している。そして、他の登山者を排除するやり方が不評となり、JRTと地元のツアー事業者とは裁判沙汰の争いさえ発生している。 […]
UTグループへの理不尽な対応
UTグループが断念した理由 2015年4月にUTグループが応募し、およそ半年間後の11月に譲渡は決裂した。その原因は、11月2日にUTグループが山内副町長宛て送ったemailに示されている。 標記につきまして、 当社は平 […]
アリバイ工作と掟破りの大幅値引き
UTグループへの理不尽な対応に示したとおり、町長らは、まるで非常識で不誠実で不躾な対応を用いて、UTグループに白紙撤回をさせた。 年末年始の短い期間で実施された公募2回目 2015年11月2日をもって、UTグループとの交 […]
蘭越町がわずか1000万円で売ったもの
蘭越町が売ったのは、国定公園内の道有林の賃借権と直せば使えるリフトだけではない。写真に示す休憩舎の所有権も、売却対象に含まれている。この建物は、5000万円近いコストをかけて建てられた立派なものだ。 蘭越町が1000万円 […]
3億円の投資が評価されたのにロープトゥ?
3回目公募においては、6社が応募した。 うち4社は、検討委員会に説明をおこなった。各検討委員は次の評価項目で採点したとされている。 JRTが提案書と併せて提出した収支予定表には、20-21シーズに3億円の投資をする予定と […]
国際リゾートの町としての可能性
すぐ隣の町で爆発的な好景気があるなら、その恩恵に預かることが、町を振興させるもっとも確実な方法だといえる。実際、最初の公募が行われた2014年7月、ニセコ観光圏が設立され、蘭越町は、ニセコ町・倶知安町と共に世界的な観光リ […]
町職員らの背任疑惑
公文書と取材だけを証拠としても、蘭越町の資産を不当に安い価格で売却し、蘭越町に損害を与えた背任行為が疑われる。 値下げのためのアリバイ工作疑惑 第1回目公募が144日間の公募期間を設定したのに対し、第2回目の公募は、わず […]
≪参考≫島牧CATスキー
島牧CATスキーの運営スキーム 島牧村の東狩場山では、2015年にCATスキーが開始された。運営主体ととなるのは、村で組織する実行委員会である。島牧村は、運営に参加することによって、事業運営をコントロールしている。当然、 […]
富裕層に山を独占させて儲けるCATスキー商法の問題
この記事は、国定公園内の公有地で、外資系事業者が、富裕層に限定した価格設定・提供している排他的スキーサービスに対し、次の問題を提起するものです。 1. 国定公園内における収益事業としての問題(国・環境省の問題) (1)国 […]