バックカントリースノーカイト

キロロ飛行場

3月になると、標高の低いニセコのスキー場では、麓の雪が緩んでくる。一方、スノーカイトにとっては、雪が安定し、風が強まってくるので、良い時期となる。でも、3月も半ばを過ぎると、雪で真っ白に覆われていた田畑には融雪剤がまかれ、黒いまだらができてしまう。

僕は先々週に下見をしたキロロに行くことにした。スノーカイトのできる場所を北海道でさんざん探した挙句、キロロの上部は、ようやく見つけた天国だ。風、景色、雪質、広さのすべてがパーフェクト。スキー場に隣接しているので、風が悪ければゲレンデで遊べる。風に恵まれ、技術と装備があれば、高台に広がるバックカントリーを延々と滑ることができる。なだらかな朝里岳なら、容易にカイトで行ける。余市岳だって、中腹までなら行けそうだ。

通称『飛行場』

キロロのゴンドラ山頂駅から続く登山道は、多くのスキーヤー/スノーボーダーが余市岳への登山に通る場所だ。通称『飛行場』と呼ばれるなだらかなエリアからは、天気が良ければ日本海が見える。

日本海が見える

リフト券は、3または6時間券か、1日券を買うことになります。バックカントリーにでる利用者がゴンドラ往復券を買うことはできません。リフト券を買ったら、キロロマウンテンセンターで登山届を提出します。その際に預かるゲートを出るためのチケットは、午後4時までに返却する必要があります。

Mountain Center

マウンテンセンターには、ゴンドラ頂上駅で朝計測された風速が掲示されている。

朝の風況

掲示板に風速4メートルとあったので、12m2を持って上がった。でも、風が強すぎた。一度もカイトを揚げぬまま、僕はいったんクルマに戻った。そして、カイトを6m2に替えて、ふたたびゴンドラに乗った。

この日は、カイトを木に引っ掛け、破損させたため、入口で終了。
翌日は、朝里岳の山頂付近まで行った。ただし、カメラの問題で滑走中の動画は撮れなかった。

動画の最後にあるとおり、ときどき強風となります。吹雪かれて、位置を見失って遭難するケースもあるようなので、トラブル時に徒歩で戻る時間を考える必要があります。

さらに1週間後の映像がこちら。

この日は、自分の位置を見失って遭難するかと思った。速度が早く、頻繁に向きを変えるカイトボードでは、簡単に自分の位置を見誤ります。もし、その時に天候が崩れだしていたら、パニック発作を起こしたかもしれません。

天候がよければ、360度のパノラマを楽しみながら、標高1200メートルに広がる台地を楽しむことができます。

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バックカントリースノーカイト” に対して2件のコメントがあります。

  1. Guy Metcalfe より:

    Hello
    My name is Guy and I’m staying in Annupuri.
    I have brought my kites and was wondering if you are heading out in the next few days to snow kite?
    I would be very grateful for and tips for places to go snowkiting or if you are going out at all if I could acompany you.

    Kind regards

    Guy.

    1. kazu より:

      Hi Guy,
      Unfortunatery, I’m going to have a snowboarding competition, so I need to practice by next weekend.
      I will let you know the best place close to Annupuri:
      https://drive.google.com/open?id=1CePU2VUtC5hAoNf7fXnGRvmdkcRqRLzu&usp=sharing
      East to get, allways windy, that is the place I shot the video in this page.
      https://rural-escape.com/903/
      I hop you will have a nice day.

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