電動ダウンヒルバイク
同僚のオーストラリア人が「週末、サーフィンに行くけど来る?」というので「行く」と答えた。週末の朝、その彼に連絡すると「波情報を見て連絡する」と伝えてきた。でも、朝10時が過ぎても連絡がないので、別の用事に出かけることにした。彼から連絡があってもサーフィンできるよう、クルマに波乗り用のSUPボードを載せた。ついでにマウンテンボードとスケートボードも積み込んだ。
別の用事とは、電動ダウンヒルバイクに乗ることだ。夏のニセコひらぶスキー場では、エキスパートのためのダウンヒルコースのほかに、初級から中級者向けフロー・トレイルのコースがオープンしている。
「フロー・トレイル」の語源は“Flow Trail”。「整備されたトレイル」と訳しても、たぶん分かる人は多くない。「バンクド・スラロームの自転車版」といえば、分かる人には分かるはず。
ニセコひらふスキー場の.BASE(ドットベース)で、僕は、コース利用料と電動ダウンヒルバイクの利用料を払った。電動ダウンヒルバイクは、スペシャライズドのTURBO LEVO。買えば50万円を超える最新式の電動自転車だ。このバイクで、手間暇かけられたフロー・トレイルのコースを自由に走って、その料金は90分間で3000円だ。
今は持っていないが、僕はオフロードバイク(エンジン付き)が大好きだ。過去にレースに出たこともある。いつかトランスポーターにオフロードバイクを積んで遠征したいと思っていた。しかし今、その気はない。その理由はいくつもある。まず、金がかかり過ぎる。次に、出かける準備がたいへん。だから、公道を走れないオフロードバイクを買う気はない。
公道を走れないとしても、電動ダウンヒルバイクなら買う気がある。その理由は、レガシィの荷台に入るので、気楽に持ち出せるからだ。
それにエンジン付きのバイクでは、登山者に白い目で見られるのでトレイルに入ることはできない。一方、音の静かな電動ダウンヒルバイクなら、ときに押し上げ、たまに担ぎながらも山を登り、ダウンヒルを楽しむことができる。電動化による重量増は、ダウンヒルの問題にはならない。
乗り方を何も聞かず、走り出した。その1本目で、鎖骨を骨折した左側に転んでしまった。あわてて乗り方を教えてもらうと、前と後ろのブレーキを同時にポンピングすることが減速の基本らしい。
3本走って、少しは、それらしく乗れるようになった。ニセコひらふのブログに僕の写真があったので拝借した。
その後、お気に入りの場所でスケートボードに乗った。動力は風、風を捉えるのは凧(カイト)だ。
アンヌプリの空には、パラグライダーが飛んでる。
“電動ダウンヒルバイク” に対して2件のコメントがあります。
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まさか公道でカイトとは…。
お気をつけて。
石狩はあと1か月ちょっとで積雪の為浜に入る事が出来なくなります。
これからは風が吹くとかなり強烈はコンディションになり(10m/sオーバー&波頭越え)結構つらいですがまだまだ乗れますよ~!
この道路は「交通のひんぱんな道路」ではありません。
すっかり雪山の季節になってしまったので、海は来春になると思います。
コメントありがとうございました。