冬のピーク期、ぼくの家からスキー場に向かう道路は、白く染まる。青空のなかから雪山が近づいてくるのを見ていると、気分が上がって、ついアクセルに力が入る。早く滑りたい気持ちが背中を押すからだ。
両側に雪の積みあがった道路は、まるでボブスレーコースのようだ。バンクとしての利用はできないが、もしぶつかってもクルマに大きな損傷は受けないだろう。
たっぷり遊んだ帰り道、自宅まであと少しというところ、風が強くて、視界はホワイトアウトとなった。
たまたま聞いていたglobeの「Departures」がほとんど視界ゼロの状態も楽しい時間にしてくれた。