引っ越し荷物の搬入
空港にある入浴施設で朝5時に起床し、温泉に入った。
そして、パーキングサービスに預けておいたオートバイを受け取った。
夜明け間もない道を、きのうと同じ支笏湖ルートでニセコ方面に向かった。
日中にクルマで移動した昨日に比べると、早朝にオートバイで移動する今日は苦行だ。
風があたらないよう、身体を伏せた苦しい姿勢を保ちながら、130キロを走った。
11時に新居に到着。ほどなくすると、引っ越し社のトラックから電話があった。
場所がよく分からないらしい。そうだろう、こんな山奥が分かるわけがない。
「大きなログハウスの横から細い道に入って下さい。
この道大丈夫かな、と不安にならずに一番奥まで来て下さい。
2トン車でも大丈夫ですから」
そして、引っ越し荷物を載せたトラックは、えっちらおっちらと山道をあがってやってきた。
6月1日が初出勤なので、あまり時間はない。僕は夜遅くまで家財の整理に追われた。