チセヌプリでスノーカイト
近シーズンは、近場のフィールドを積極的に開拓している。
きょうは、チセヌプリの中腹から広がるなだらかなエリアに向かうことにした。
スノーカイトの山岳フィールドとして、前から目を付けていた場所だ。
快晴の空の下、チセヌプリ山麓の駐車場に向かった。
家からわずか15分だ。向かうフィールドも蘭越町内なので、町内の冒険だ。
300メートルほどの標高差を登らなければならないので、背負うカイトはひとつだけだ。
登った後で風に合わないことに気付いても、サイズを変えることはできない。
ぼくは、もっとも小さな6m2を選択し、歩き始めた。
約1時間で目的地付近に近づいてきた。
3つの頂きは、左からシャクナゲ岳、次がたぶんビーナスの丘。
雪質はおそろしく良い。風に流される雲と雪原の影が美しい。
いままで6m2のカイトで怖い思いをしたことはほとんどない。
でも、山の風は恐ろしいので、係留用のハーネスを固定した。
風速に対し、カイトは少し小さかった。でも、ときおり強いブローが入るので、安全を考えたら、小さい位でいいのかも。
小さめのカイトをループさせることで自在にパワーを増幅できるなら、その方がきっと山では安全に楽しめるはずだ。
足りない風に四苦八苦しながらも、120%楽しむことができた。登りが苦でなければ、最高のフィールドだ。