真狩の雪原
スノーカイトにも使えそうな新しい板を買ったので、カイトを揚げたくて仕方ない。でもスノーボードのテクニカル選手権が近いので、カイトを我慢し、カービングの練習をすることにした。練習をしていると、山頂近くには、いい風が吹いている。僕は、アンヌプリからヒラフへ移動した。キング第4リフトから見える西斜面には、横から風が入っているはずだ。
僕はいつかアンヌプリのどこかでカイトを揚げてみたいと思っていた。西斜面に横から風が入れば、カイトで登攀できるかもしれない。キング第4リフトを降り、G4(4番ゲート)まで来てみた。
真っ赤な看板には「ハイクアップ ハイトラバース 禁止」と書かれている。やはりカイトは遠慮した方が良さそうだ。
僕は練習にもどった。午後4時からは、ルスツに場所を変えて練習の予定だ。ルスツは、選手権の行われる場所だ。ニセコからルスツに向かう途中、真狩の道道沿いに、いい雪原を見つけた。
その翌日は、朝からルスツで練習の予定だった。でも、真狩の雪原に風があったので、我慢できずにカイトを揚げることにした。
新しく買ったリブテックのバナナハンモックは、思っていた以上に調子がいい。この日の雪は風ですっかり締まっていたが、パウダーならもっと快適だろう。
道道沿いに1〜2キロ連なる雪原なので、クルマと競争する感じで滑ることができて楽しい。