このサイトの記事は、2016年に蘭越町に移住した筆者個人が単独で取材したものです。
私は、リフトが動いていた頃のチセヌプリスキー場で滑った経験はなく、チセヌプリに特別な思い入れはありません。しかし、移住先にもっとも近いスキー場であることと、横須賀の知人から、チセヌプリスキー場の雪質の良さやスキー場上部に広がるバックカントリーの話しを聞かせれていたこともあり、チセヌプリスキー場で滑ることを楽しみにしていました。

2016-17シーズンに最初の冬を迎え、チセヌプリスキー場の運営に関する悪評を耳にしました。譲渡先のJRTトレーディング(屋号「HBC」北海道バックカントリークラブ)が安全を名目にバックカントリースキーヤーを排除しているというものでした。

私は、詳細を調べることにしました。ある程度の予備知識を得た後、蘭越町に話しを聞きに行くと、副町長の山内勲氏が対応をしてくれました。しかし、HBCの排他的運営に対する悪評について、山内勲氏に対応すべき当事者としての意識はありませんでした。それどころか、山内勲氏は、スキー場の運営に文句があるなら、土地所有者の北海道に言うべき、という旨を私に主張した。

これは後で知ったことであるが、チセヌプリスキー場の売却が進められていた当時、山内勲氏は総務課長で売却プロジェクトの責任者であった。その後、蘭越町に取材を申し込み、町長、副町長(山内勲氏)を含めて話しを聞いています。これは、他の地方自治体のケース、山内勲氏が責任を転嫁しているように聞こえてならない北海道への取材を取りまとめた上で、記事として公開する予定です。

野村かずや