まさかの永久保証 アウトドア用ソックス Darn Tough 耐久テスト

    雪に埋もれそうな家に住んでいる僕は、冬の寒さをしのぐウェアの選択に一家言がある。

    そのなかでも、靴下の選択は重要だ。長時間、寒い場所にいると、先ず冷たくなるのは、足先だからだ。 床暖房などないので、家の中でも足元から冷えてします。家の外の場合、少し歩けば、どんな防寒靴を履いていようが靴のなかで足が凍えてくる。

    選択すべきは、汗で蒸れても暖かさを逃しにくウール、またはウール混となる。登山用品店にいくと、いろいろな種類の靴下が売っているが、ほとんどの店で目立つのは、Smartwool(スマートウール)だろう。ぼくもかつては Smartwool を使っていた。でも、これからはDarn Tough(ダーンタフ)しか買わないだろう。

    まさかの生涯補償

    Darn Toughの靴下は、アメリカのバーモント州ノースフィールドにある工場で生産されている。 最高の耐久性と最高の快適性の靴下であることを認知させるためのアプローチとして「ライフタイムギャランティ(生涯補償)」を始めたのだという。

    ダーンタフの生涯補償
    メーカーの商品説明

     

    触った感じは、スマートウールよりも手触りが良く感じる。これはナイロンが32%含まれているからなのかもしれない。

    耐久性を左右するゴム部分の作り込みはこんな感じです。

    ダーンタフ

    体重がかかることで擦り切れやすい踵部の作り。

    ダーンタフのかかと部

    ダーンタフのつま先部。この部分は、指と靴の間で摩擦を受けることにより穴が開きがちだ。

    ダーンタフのつま先部

    2年履いたダーンタフの状態

    2年前に「良さそうだけど、高いなぁ」と思いながら、初めて購入したダーンタフの現在の状況は以下のとおり。

    2年履いたダーンタフ
    2年経過後のダーンタフ

    ローテーションして履いており、着用回数は分からないが、お気に入りなので、冬期間は週に1度以上履いたはずだ。

    2年履いたDarn Toughのゴム部
    2年経過後のダーンタフ 上部
    2年履いたDarn Toughの足裏部
    2年経過後のダーンタフ 踵部
    2年履いたDarn Toughのつま先部
    2年経過後のダーンタフ つま先部

    少しくたびれてきたはものの、smartwoolを始めとする他メーカーのウールソックスに比べると丈夫な感じがする。10年後にまだ使える状態なのかどうかについては、懐疑的だ。でも、現時点で確認できる耐久性からすると、「買い」だ。

    2年ともたないウールソックスを買い続けるより、 値段が少し高くても、 Darn Toughの方が確実に安くあがりそうだ。

    メーカーは生涯補償を謳っているのだから、長期に渡って評価をしてみたい。