二十年後の宿題

    二十年後の宿題

    最果ての利尻島、キャンプ場に張ったテントのなか、ぼくはAmazonプライムでダウンロードした映画を見ている。昨日の登山で体は重く、夜に振り出した雨はまだ降っている。午前中には止むはずなので、それまでの時間つぶしだ。

    ソロキャンプ

    テントのなかで観ている映画は『北のカナリアたち』。これから向かう礼文島が舞台となっている。原作のタイトルは、『二十年後の宿題』。悲しい事故で島を離れた先生が、二十年後、島に戻り、残した生徒たちと向き合う、といったストーリーだ。

    僕が利尻・礼文に来たのもちょうど20年ぶりだ。20年前の1999年、ぼくは、7年間勤めた仕事を辞め、退職金がなくなるまで好きなことをしていた。遊んでばかりいたのではなく、未来に向けたチャレンジに多くの時間を費やした。そんななか、ふと遠くに行きたくなり、辿りついたのが利尻と礼文だった。そのとき、利尻山には登らなかった。でも、次に来たら登ろうと思っていた。20年前の旅の記録が残っている。

    そして今回、ぼくは、がんばるつもりだった仕事をたったの1ヵ月で辞めてしまった。これもいい機会だと思って、いろいろと模索している。そんななか、ふと遠くに行きたくなり、利尻・礼文を訪れたのである。

    利尻山へは、きのうの朝4時半に出発した。

    利尻山美晴台

    振り返ると、広がる海に礼文島が浮かんでいる。

    利尻山から臨む礼文島

    8合目(長官山1120m)から臨む利尻山。

    4時間かけて、ようやく頂上にたどり着いた。
    頂上付近まで広がる花畑、全方位に広がる海、人気があるのも頷ける。

    最初の訪問から20年が過ぎ、ぼくは50歳を過ぎた。
    でも、20年前に想像していた50代の自分より、今のぼくはエネルギーに満ちている。

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